スペイン視察 レポート Cuatro

スペイン視察 レポート cuatro

マラガCFの続きでした…

今回は、10歳~19歳
そしてプロの1歩手前のマラガBまで
いろんなカテゴリーの練習、試合を視察してきましたが


各チームの人数は
11制が始まるinfantil(12歳13歳)から人数は20名程度
7人制の11歳以下で15名程度でしょうか
各カテゴリ、必要以上の人数はかかえない感じです

他のクラブも同様です。

リーグ戦の登録は11人制で1チーム25名までなので、
適正人数でしょうか

スペインでは登録無制限のない日本とは違って、制限があります。セカンドチームなんて概念もないです。
なので、各クラブに選手が分散して、みんながリーグ戦に出場可能なクラブでプレーします。
補欠なんてものはないですね…

その中かから毎週末のリーグ戦に向けて召集選手が18名程度に絞られます。
召集がかからなかった選手は、週末の活動はなし!

日本だとサブメンバーに配慮して試合を組んだりしますが、
こちらはそんな配慮は良くも悪くもありません。
誰だって試合にはでたいので、普段の練習でアピールするしかありません

そんなわけで、そのシーズン出番を失うと、本当に試合がない…
自ずと、次は別のクラブでっていう話になります。

マラガCFでは、この出れない選手が20パーセント程度各カテゴリーにいて、
その選手たちが、シーズン終わりにチームを去ることになります。

そのあたりをアカデミーのコーディネーターと話していたんですが
自信過剰気味のスペイン人のこと、もめることも多いんじゃないかと
聞いたら、意外にもそこは、あまりトラブルになることも無いようです…
マラガに残ることよりも、次のプレー機会を求めて去って行くようです。
実より名を取る日本の傾向とは少し違いますね。



そして、次のシーズンはアンダルシア中からスカウト網を駆使して集められた
選手たちがプレーすることになります。

スペインでは、選手を育てるとい考えが希薄なように感じます。
今いるメンバーで、どのようにリーグ戦を戦っていくかに重点が置かれているような

シャビ、イニエスタは、バルセロナが育てたんじゃなくて、
バルセロナが見つけてきたんだ、なんて言われたりもしますよね(笑)

だからスカウトはこちらが思っているよりも重要な役割が与えられていますし、
各クラブがそこに投資する費用も、日本とは比べ物になりません

じゃあアンダルシア州ではセビージャと肩を並べるマラガCFで活躍するとどうなるか…
そうです、次は、バルセロナか、マドリードかに引き抜かれていくことになります
マラガに愛着はあるけれど、能力のある選手は、その能力に見当たった場所でプレーする
それが当たり前

そんなわけで、マラガの試合を観戦すると当然のごとく出会ってしまいました…

誰に??

バルセロナのスカウトに・・・



次回は
そのあたりのお話を…

Hasta pronto amigos!









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